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1999 年度 実績報告書

日本人の歯に見られるSinodontとSundadontの比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 09671880
研究機関愛知学院大学

研究代表者

花村 肇  愛知学院大学, 歯学部, 教授 (60064854)

キーワードSinodont / Sundadont / 下顎第1大臼歯 / 上顎中切歯 / シャベル型
研究概要

日本人の起源については、今日まで諸説が主張されている。現在、もっとも有力な説は、埴原(1991)が提唱した二重構造論仮説である。
この研究は、TurnerがSinodontとSundadontにグループ分けした歯の形質のうち、日本人の下顎第一大臼歯の遠心根の根管数に注目し、1根管と2根管のグループ間で、他歯の形質や大きさに違いがあるのか否かを確認した。
形態学的には、上顎中切歯のシャベル型の発達程度が、2根管のグループで1根管のグループより発達良好であることが明らかになった。また、下顎第1大臼歯を除く他歯の大きさは、2根管グループと1根管グループの間で、歯種、計測部位により差が認められた。

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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