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1998 年度 実績報告書

マウスプロテクターの装着により生ずる顎関節症の予防

研究課題

研究課題/領域番号 09672018
研究機関鶴見大学

研究代表者

山本 鉄雄  鶴見大学, 歯学部, 講師 (40166806)

研究分担者 小川 匠  鶴見大学, 歯学部, 助手 (20267537)
キーワードマウスプロテクター / 顎関節症 / スポーツ
研究概要

平成9年度では、顎関節に機能異常が認められない者10名を被験者として、咬頭嵌合位、マウスガード装着時の挙上位および咬みしめ時、これら3顎位による多層断層撮影とMRI撮像から、間接窩内における下顎頭の変位を調べた。今回、この中から6名を被験者として、既製のマウスガードと新たに開発したH型構造のカスタムメイド・マウスガードを用いて、咬みしめ時における下顎の変位について比較、検討した。咬みしめ時における下顎運動の記録はMMJ-1を用い、被験者には10秒間の最大咬みしめと、3回の連続咬みしめを行わせた。その結果、既製のマウスガードは、最大咬みしめ時に安定した下顎位が得られず、連続咬みしめでは閉口経路が多様化する傾向があることが分かった。さらに、既製のマウスガードにおいては、材質の柔らかいものほど、この傾向は顕著であった。これに対して、H型構造のカスタムメイド・マウスガードは最大咬みしめ時に安定した下顎位が得られ、かつ閉口経路も収束していた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 山本鉄雄: "スポーツ用マウスガードの開発と運動への影響" デサントスポーツ科学. 19. 163-174 (1998)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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