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1997 年度 実績報告書

咬合が全身の筋力に与える影響

研究課題

研究課題/領域番号 09672111
研究種目

基盤研究(C)

研究機関鹿児島大学

研究代表者

黒江 和斗  鹿児島大学, 歯学部・附属病院, 講師 (00153396)

研究分担者 前田 哲男  鹿児島大学, 医療技術短期大学部, 助教授 (10199622)
飯野 祥一郎  鹿児島大学, 歯学部, 助手 (10295256)
キーワード咬合 / 筋力 / 口腔機能 / 運動機能
研究概要

本研究では,咬合と全身の筋力との関係を解析することによって,(1)筋力発揮時に咬合がどのように関わっているのか,(2)咬合のアンバランスは単に咀嚼力だけでなく全身の筋力にも影響を及ぼしているのか,(3)咬合の機能的形態的アンバランスを改善することによって咀嚼能力と同時に全身の筋力も改善される可能性があるのか,を解明することを目的とした.本年度は,以下の内容で研究方法を確立し,基礎データの採取を行った.
1.対象
鹿児島大学歯学部の男子学生で,不正咬合者15名,正常咬合者15名,計30名とした.
2.方法
1)基礎資料の採得:咬合と口腔機能を評価する基礎資料として,歯列模型,頭部X線規格写真,デンタルプレスケールによる咬合力を採得した.
2)スプリントの製作:咬合の違いが運動能力に及ぼす影響を確認する目的で,上顎歯列を覆う約2mm厚のソフトタイプスプリントを製作した.またスプリントのプラセボ効果を判定する目的で,スプリントの咬合面を削除して下顎歯列と咬合可能にしたプラセボスプリントを製作した.
3)筋力の評価:運動能力の評価は,下肢の等速性運動の筋力をスプリント装着時,プラセボ装着時,咬頭嵌合時の3条件のもとで3回,一人計9回の測定によって行った.筋力測定装置は,鹿児島大学医療技術短期大学部所有,筋力測定装置KIMCOM500H(ジャパンチャタヌガ社製)である.

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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