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1999 年度 実績報告書

矯正治療成績を左右する治療危険因子の研究-若年者と成人患者における比較検討-

研究課題

研究課題/領域番号 09672118
研究機関昭和大学

研究代表者

平出 隆俊  昭和大学, 歯学部, 助教授 (80129866)

研究分担者 小澤 浩之  昭和大学, 歯学部, 講師 (00224220)
キーワード歯科矯正治療 / 危険因子 / 成長期の矯正治療 / 治療成績 / 青年者の矯正治療 / 成人の矯正治療 / 抜歯症例 / 非抜歯症例
研究概要

平成9年度は動的治療を終了した1,005例のマルチブラケット装着期間(平均治療期間)を1.骨格性(I・II・III級)、2.治療内容(抜歯・非抜歯)、3.治療成績(良好・不良)、4.若年者・成人(18歳以上)に分類し調査した。資料はI級(346例)、II級(361例)、III級(298例)。
平成10年度は治療成績を左右する治療危険因子として上下顎骨の成長発育能(様相)に着目し治療中出現する顎骨の変化様相を(1)I、II、III級、(2)抜歯、非抜歯(治療方法の差)、(3)治療成績の良否の各因子の組み合わせにより調査を実施した。
平成11年度は治療成績を左右する因子探索の最終年度に当たるため若年者・成人におる治療成績を左右する治療関連因子を総括した。
その結果、若年者と成人における治療成績関連因子として(1)I・II・III級の症状による差、(2)抜歯、非抜歯治療による差、(3)上下顎骨の成長発育能による差、(4)若年者、成人の治療開始時期による差などを認めた。これらは矯正治療を安全に行う上でのガイドラインとして適用されるものと思われる。なお詳細については報告書を持って代える。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 能村俊吾、平出隆俊他: "同一症例における非抜歯および抜歯による治療結果の比較"昭和歯学会誌. 19・3. 246-255 (1999)

  • [文献書誌] 富田史彦、平出隆俊、他: "矯正治療成績の良否に影響を与える治療関連因子"昭和歯学会誌. 19・1. 63-73 (1999)

  • [文献書誌] 平出隆俊: "歯科矯正学サイドリーダー"学建書院. 108 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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