研究課題/領域番号 |
09672374
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
星野 明子 山形大学, 医学部, 助手 (70282209)
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研究分担者 |
松谷 さおり 山形大学, 医学部, 助手 (60282208)
桂 敏樹 山形大学, 医学部, 教授 (00194796)
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キーワード | 地域組織活動 / 活動の場 / 健康づくり / 健康行動 / 自己の成長 |
研究概要 |
高齢化社会における地域の健康づくりに、住民がともに理解しあって暮らすといった住民参加の取り組みが注目される。地域組織活動は、その住民参加を育むうえで、健康学習の場を含んだ重要な役割を持つものと考えられる。本研究では、地域組織活動の成員側に視点を当て、活動参加から獲得される「活動の場」の広がりを明らかにすることを、目的とする。 1.対象及び調査方法:第13期(平成9年-10年度任期)F市保険推進員356名を対象に、手渡しと郵送調査法による質問紙調査を実施した。 2.調査期間:平成10年1月26日〜3月1日。回収は317人(回収率89.0%)有効回答317人。 3.調査内容:保険推進員経験及び以前の組織活動経験等、属性項目、心理的変化、健康行動の変化、他者(家族・地域)への健康行動に関する働きかけ、地域への関心等である。 4.データの収集及び調査データの処理:欠損のデータの収集と精度管理のため、調査票のデータ内容の確認を行う。 5.分析内容:対象者の保険推進員活動参加による、自己の変化と他者との関係における変化を、心理的側面と健康行動に関する側面から分析検討する。保険推進員は全員女性であり、年齢構成は、30代(3.2%)、40代(19.2%)、50代(36.3%)、60代以上(41.3%)であった。また、保険推進員経験ありの者が178名(56.2%)験者なしの者が139名(43.8%)であった。
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