研究課題/領域番号 |
09672374
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研究機関 | 日本赤十字看護大学 |
研究代表者 |
星野 明子 日本赤十字看護大学, 講師 (70282209)
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研究分担者 |
成木 弘子 日本赤十字看護大学, 助教授 (30237622)
松谷 さおり 山形大学, 医学部・看護学科, 助手 (60282208)
桂 敏樹 京都大学, 医療技術短期大学部, 教授 (00194796)
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キーワード | 地域組織活動 / 保健行動 / 自己成長 / ヘルスプロモーション / 住民参加・住民主体 |
研究概要 |
長寿社会を迎えて、わが国では多くの人々が健康で質の高いくらしに関心をよせている。それを実現する要因の一つに、ヘルスプロモーションの視点である地域住民の参加する活動の促進が指摘される。本研究では、保健推進員活動に参加する住民(保健推進員)を対象に、活動参加が対象者に与える影響と効果を明らかにすることを目的とした。 1.対象及び調査方法:F市在住の保健推進員経験のない女性150名を対象に、郵送による質問紙調査を行った。回答者数75名、有効回答率(56.0%)であった。 2.調査期間:平成11年7月18日〜8月31日 3.調査内容:属性(学歴、経済的ゆとり、ボランティアへの関心等)、自尊感情、自己効力感、自己実現的価値観、保健行動、家族及び地域への働きかけ等である。 4.分析及び結果:保健推進員を対象に平成11年1/26-2/15に実施した回答結果と、非保健推進員を対象とした今回の結果を比較した。その結果、保健行動、家族への働きかけおよび地域住民への働きかけでは、保健推進員が非保健推進員より有意に多く働きかけていた。なお、保健推進員の継年的変化については、平成10年調査結果と平成11年調査結果を分析検討中である。
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