研究課題/領域番号 |
09672414
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研究機関 | 長野県看護大学 |
研究代表者 |
内田 雅代 長野県看護大学, 看護学部・看護学科, 教授 (70125938)
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研究分担者 |
栗林 浩子 長野県看護大学, 看護学部, 助手
篠原 玲子 長野県看護大学, 看護学部, 助手 (00291576)
竹内 幸江 長野県看護大学, 看護学部, 助教授 (00311902)
寺島 憲治 長野県看護大学, 看護学部, 助手 (20315849)
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キーワード | 小児骨髄移植 / 看護情報 / ネットワーク / 施設間の情報交換 / リストの活用 |
研究概要 |
今年度は、本研究の第2段階として、前年度の基礎調査に協力してくれた病棟を対象に、施設間の情報交換に活用するための「小児骨髄移植看護情報リスト」への参加を呼びかけ、ネットワーク化を試みた。賛同を得た42病棟の特徴、移植の環境、看護ケア、問い合わせ方法等に関するデータをまとめ、1999年4月に各施設へ「リスト」を郵送し、必要時施設間の情報交換に活用するよう依頼した。10か月後、「リスト」活用の評価を目的として、病棟婦長を対象にリストの使用状況や運用上の問題に関する調査を実施した結果、この「リスト」を他施設との情報交換に活用したものはなく、本来の目的は達成されなかったものの、実際に活用しようとした時のとまどいや障害、「リスト」参加施設拡大への賛同、これからのリスト活用への意欲、インターネットの活用、研究会・懇談会の要望等、この分野における看護情報の交換に対するさまざまな示唆が得られた。 看護婦が他施設と情報交換を行うためには、さらなる情報交換システムの整備が必要である。今後、骨髄移植をうける患児や家族への看護ケアの充実のために、活発に情報交換ができるシステムの構築をめざし、具体化し実現していくための研究に助力していきたい。
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