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1997 年度 実績報告書

VTRを導入した術後看護用CAI教材の開発および臨床実習に活用した学習効果の検証

研究課題

研究課題/領域番号 09672431
研究種目

基盤研究(C)

研究機関静岡県立大学

研究代表者

竹内 登美子  静岡県立大学, 看護学部, 助教授 (40248860)

研究分担者 東原 義訓  信州大学, 教育学部, 助教授 (90143172)
松浦 京子  静岡県立大学, 看護学部, 助手 (40295556)
比嘉 肖江  静岡県立大学, 看護学部, 助手 (90290147)
キーワードCAI / 術後看護 / 学習効果 / 吸入法 / VTR
研究概要

「全身麻酔で手術を受ける患者に対する呼吸器合併症予防の看護」のテーマでPart IからPart IVの6教材の1つ-吸入法-の教材を開発した。
Part I:呼吸器系のフィジカルアセスメント
Part II:呼吸器合併症予防の基本的援助(深呼吸法・排痰法)
Part III:薬剤や器具を用いた援助(吸入法・吸引法)
Part IV:事例による援助の実際
本CAI教材の特徴は以下の2点である。
(1)VTR映像・静止画・動画・音声など、実際の病院での映像を取り入れ、従来あるCAI教材よりも臨場感のある学習ができる。
(2)手術前後に必要な呼吸器合併症予防の看護の一連の流れを考慮して設計しており、基本的看護技術から事例の展開までが学習できる。
特徴(1)については、Andrew J.Gleydura(1995)によると聴覚のみを刺激された人が20%の記憶ができるのに対して、聴覚と視覚を刺激された人は40%の記憶ができ、聴覚・視覚の刺激を受けて行動した人は75%の記憶ができると報告されており、この結果に基づいて本CAIもマルチメディアを活用することにした。特徴(2)については、先行研究の多くは、基礎看護技術などの単独テーマの教材開発が多く、技術・知識・事例展開という一連の流れで開発されたものは見あたらなかった。
今後開発したCAI教材を用いた学習が従来の教育方法よりも学習効果が高く、よりよい看護が提供できるということを検証していく必要がある。

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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