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人体にかわる被服圧計測用ダミーを製作することを目的とし、平成9年度および平成10年度で以下のことが明らかとなった。
平成9年度 下半身ダミーを試作し、その使用性をパンティストッキングとガードルを用いて検討した。下半身ダミーを用いて計測した被服圧は、ダミーが剛体面の場合はやや被服圧が高くなる傾向が認められた。しかし、軟体面の場合は、人体を用いて計測した被服圧と近似し、高い使用性が確認された。
平成10年度 上肢付き上半身ダミーを試作し、婦人用長袖肌着を用いてダミーの使用性を検討した。併せて婦人用肌着の圧迫感を中心とした着心地要因を分析した。上半身ダミー上の婦人用肌着の被服圧は、人体上の被服圧と近似し、試作した上半身ダミーの使用性が確認された。
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