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1998 年度 実績報告書

慢性疾患罹患高齢者のこころの健康改善に及ぼす身体活動の相対的影響度に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09680121
研究機関山口県立大学

研究代表者

青木 邦男  山口県立大学, 社会福祉学部, 教授 (80142826)

キーワード慢性疾患罹患高齢者 / THI / 身体活動 / ソーシャル・サポート / こころの健康
研究概要

高齢者1200人(男性600,女性600)を調査対象として,こころの健康状態及び身体活動状況並びに関連要因(基本属性,慢性疾患罹患状況,心理社会的要因,ソーシャル・サポート等)を質問紙で調査した.目下,調査データを多変量解析の手法を用いて解析中であるが,分析できた暫定的な結果は以下のとおりである.
1. 治療を受けている慢性疾患の罹患率は58.3%(男性60.7%,女性56.0%)であった.
2. 慢性疾患罹患高齢者のこころの健康に関連する心理社会的要因は,男性では年収,受医療頻度,運動・スポーツ活動,諸活動参加,ADL,ストレス影響度,ソーシャル・サポーツであった.
3. 女性では受医療頻度,諸活動参加,ADL,ストレス影響度,ソーシャル・サポーツであった.
今度,多変量解析の手法を用いて要因の相互関連の焦点を当てて分析し,先行研究結果を踏まえて詳しい分析と考察を行う.

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 青木邦男: "在宅高齢者の神経症症状とそれに関連する要因" 社会福祉学. 39-2. 83-99 (1999)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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