研究課題/領域番号 |
09680141
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 目白学園女子短期大学 |
研究代表者 |
奈良 雅之 目白学園女子短期大学, 基礎教育, 助教授 (00198384)
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研究分担者 |
加藤 純一 目白大学, 人文学部, 講師 (80265454)
宮田 邦子 目白学園女子短期大学, 基礎教育, 教授
小原 晃 目白大学, 人文学部, 教授 (60114055)
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キーワード | 大学教育 / 保健体育 / シラバス / 成績評価 / 科目名 / 授業のねらい / 授業内容 |
研究概要 |
大学教育における保健体育の成績評価の現状について、その科目名と授業のねらい、内容を中心に検討することを目的として、平成9年度大学・短期大学要覧に記載されている全国の国公私立大学・短期大学1150校の教務課及び保健体育科目担当者に平成9年度シラバス・講義要項の提供を返信用切手を貼付した封筒を郵送し、電話、電子メールを併用して依頼した。その結果、平成10年3月末までに1228学部(校)のシラバス・講義要項を入手することができた。残り68校は科目名、卒業要件等を電話、電子メール等調査し、それらの資料を集計の結果、現在のところ以下のことが明らかとなった。 1、大学・短期大学1296のうち、必修として保健体育科目を開講しているのは903(69.7%)、選択のみの開講が379(29.2%)、開講していないのが14校(1.1%)であった。 2、科目名について卒業要件に注目して分析すると、「体育」という語が使用された科目名の割合は必修科目で52.1%、選択科目で24.8%であった。同様に授業形態に注目して分析すると、「体育」という語が使用された科目名の割合は実技で45.4%、講義で31.9%、統合型で32.7%であった。統計では「体育」という語が使用された科目名の割合が38.2%、「体育」という語が使用されていない科目名の割合が61.8%であった。 以上の結果を基礎資料として、平成10年度は、シラバスに記載されている授業のねらい、内容、成績評価についてさらに集計し、卒業要件、授業形態及び授業科目名に注目して分析検討を行う。
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