1.滋賀県(琵琶湖学習として環境教育の伝統をもつ)、千葉県(研究者の勤務大学の所在地)、島根県(本年度「全国環境教育フェア」開催)、その他、主要な都道府県レベルの環境教育・環境学習資料をほぼ収集した。 2.環境教育の研究校・研究指定校の資料を収集しつつある。 3.市販の環境教育関連図書を収集した。 4.1及び2の結果のデータベース化を開始した。 5.アメリカ・カリフォルニア州の環境教育に関連する文献・資料を州教育局の編纂物を中心に収集した。そのうち「環境教育を統一する諸概念」や、環境教育のテーマ領域毎に作成された「概念マトリクス」を主たる資料として、カリフォルニア州の環境教育体系化の視点を分析し、一部を発表した。 6.千葉大学教育学部と付属小学校・中学校との間の連携研究「環境教育」を継続的に開催し、平成10年度の研究テーマの決定にこぎつけた。 7.その他、「全国環境教育フェア」(文部省、島根県)におけるパネリスト、「環境教育シンポジウム」のシンポジスト、千葉大学公開講座「現代の環境問題を考える」の講師などとして、考えを発表した。
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