研究課題
理科教育の教材として、自作の酸素センサーを用いて、自然現象を測定することにより、科学的な思考力と弛まない探求心が育成されることを目指して教材を考案した。【第49回ISE国際会議 9月13日、1998年】の学会発表教材項目「HANDOMADE OXYGEN AND ITS APPLICATION FOR SCIENCE EDUCATION」と題して、「酸素センサーの仕組み」・「探求-ブタンガスの消炎科学」・「探求-ろうそくの消炎科学」・「探求-ほっかいろの酸化反応」教材に関するポスター発表を実演を交えて紹介した。【‘98電気化学秋季大会、10月24日、1998年】の学会発表項目「自作酸素センサによる光合成反応効率などの研究」と題して「探求-ホウレンソウの光合成」・「探求-様々な色フィルターを通してみた光合成」教材を紹介した。講演会とは別に、10月24日に技術教育研究懇談会、関東支部共催の「電気応答型酸素センサの原理と実験」が長岡技術大学の物理化学実験室で開催されたので報告する。参加者は28名で、手作り酸素センサ教材開発のメンバーである、理研計器(株)の石地徹氏を講師に酸素センサの原理と実験の説明およびデモンストレーションの後、4班に別れて実験を行なった。検量線作成後、未知試料の酸素濃度の測定をし、講師から正解が公表される度に歓喜が上がり、楽しく和気藹々の内に実験は無事終了した。
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