研究分担者 |
五島 政一 国立教育研究所, 科学教育研究センター, 主任研究官 (40311138)
市川 智史 鳴門教育大学, 学校教育研究センター, 助教授 (60274271)
梅埜 國夫 中村学園大学, 家政学部, 教授 (00132689)
三宅 征夫 国立教育研究所, 教育情報・資料センター, センター長 (50000071)
下野 洋 国立教育研究所, 科学教育研究センター, センター長 (30142631)
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研究概要 |
環境教育の改善・充実を図るためには指導に当たる教師の果たす役割が最も重要である。環境教育に関する教員研修の現状と課題を明らかにするために,各都道府県・政令指定都市の教育センター(教育研究所)へのアンケート調査をおこなった。その結果,9割近くの教育センターで環境教育に関する教員研修を行っているが,開設している講座数及びその定員が少ない,また,対象者は各校種,各教科にわたっている場合が多く研修計画の作成・実施に困難な点が多いなどの課題が多数あることが明らかになった。 そこで,それらの課題を克服し,環境教育の実践的指導力向上をめざす研修の在り方について具体的な提案をおこなうともに,(1)環境教育のカリキュラム作成を中心にした研修講座,(2)グループワークを中心にした研修講座,(3)観察・調査を中心とした研修講座,(4)地域との協力・連携を中心にした研修講座について研修プログラムの開発を行った。
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