研究概要 |
本研究によって,次のことが明らかとなった。 (1) 2単位の必修科目「コンピュータ利用教育」を受講していれば,htmlを使っての学習指導案のWebページ化が十分可能であること。 (2) 学生は学習指導案をWebページ化して,お互いに共有することに意義を見出していること。 (3) 教育実習の指導教官の作成した学習指導案のデータベースの作成を実習生は望んでいること。 (4) データベースソフトとWWWを連携することにより,htmlを知らなくても,指導案を容易に作成できるシステムが完成し,試行により,その利用に期待がよせられていること。 今後の課題 (1) 指導案を一般に公開することについては,教育実習の指導教官からの賛同を得ることが困難であり,この問題の解決策を工夫しなければ,本研究の成果が実際の教育実習の改善に結びついていかない。 (2) 学校内に教育実習生が自由に利用できる情報コンセント,コンピュータのさらなる設置が望まれる。 (3) 電子メール,VODなど,教育実習の他の情報化。
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