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1997 年度 実績報告書

情報教育の地域教育施設と学校教育の連携に関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 09680214
研究種目

基盤研究(C)

研究機関岐阜大学

研究代表者

後藤 忠彦  岐阜大学, 教育学部, 教授 (30021306)

研究分担者 加藤 直樹  岐阜大学, 教育学部, 助教授 (30252117)
村瀬 康一郎  岐阜大学, 教育学部, 助教授 (80150027)
キーワード情報教育 / 生涯学習施設 / 学校教育 / 学社連携 / 小学校 / 学習指導 / 通信ネットワーク
研究概要

平成9年度における本研究は以下のように実施した。
地域の教育施設および学校のカリキュラムからその調査を実施し、連携の可能性を次のように明らかにした。
(1)地域の教育施設での情報教育の可能性
地域の青少年科学館、青少年自然の家、図書館、生涯学習センター、公民館などの各教育施設での情報教育の学習環境の課題、参加者への学習支援の課題、情報内容の流通などを調査し、その実態と今後の可能性について検討した。
とくに,地域の生涯教育施設での情報教育には,その地域のもつ各種地域情報をデータベース化し,その活用と併せて情報教育の計画すべきことが明らかになった。
(2)学校教育での情報教育の可能性
小学校からの情報教育の情報活用を主としたカリキュラムと、他の教科での活用等の可能性を調査した。とくに,小学校でコンピュータをクラス内で児童に学習方法・内容等を制限しなく,高知市立昭和小学校で低学年のクラスに依頼し,パソコンご自由に利用させ,どのような学習が成立するかを年計画で調査を進めた。その中間的な調査結果として,手引き書を渡せば教師の指導がないグループ学習活動で十分活用できることが判明し,その成果をもとに手引き書の改善を進めた。
(3)地域教育施設の学習
情報活用における地域の施設と学校で連携した発展学習内容についての可能性を調査、検討した。とくに地域の施設を,学校との連携を通信ネットワークを利用するための方法について調査を行った。その結果、テレビ会議システム等の遠隔学習システムを用いた,学校と社会教育施設との連携を構成し,相互的な学習環境の在り方について検討を行い,次年度計画を立案した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 後藤 忠彦: "歴史上の人物に関わる映像資料データベースの開発と通信ネットワークによる提供" 岐阜大学CRDCデータレポート. 267. 1-62 (1998)

  • [文献書誌] 後藤 忠彦: "地域素材を活用したマルチメディア教材の開発と活用" 岐阜大学CRDCデータレポート. 271. 1-78 (1998)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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