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1999 年度 実績報告書

ハイパーメディア教材における迷子現象の分析とナビゲーションの効率化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09680233
研究機関久留米大学

研究代表者

森 正直  久留米大学, 経済学部, 教授 (60280541)

研究分担者 近藤 智嗣  メディア教育開発センター, 研究開発部, 助手 (70280550)
芝崎 順司  メディア教育開発センター, 研究開発部, 助手 (60270427)
伊佐 淳  久留米大学, 経済学部, 助教授 (50265196)
キーワードハイパーメディア / 迷子現象 / 学習目標 / 教材開発 / 仮想空間 / ナビゲーションシステム
研究概要

本研究の目的は、ハイパーメディア教材を利用した情報検索において、検索の方向を見失ったり現在の位置が分からなくなる『迷子現象』の問題を実証的方法で分析し、その対応策を提案することである。最終年度である本年度は、昨年度までに行なった既存ハイパーメディア教材のリンク構造やナビゲーションシステムの分析と、「迷子現象」の原因の特定・分析、「迷子」の主観的評価尺度の開発等の実証的研究成果を基に、より効果的なナビゲーションの検討を行ない、その結果の取りまとめを行なった。
1.学習目標と教材開発:「迷子現象」の根底には、学習者の学習目標とその目標達成のための使用教材(ハイパーメディア教材)のリンク構造との間の不適切な関係・乖離が存在していることとその具体的態様とを明らかにし、この問題について、学習目標の分析・認知とそれに適切に対応し得るハイパーメディア教材のリンク構造等の在り方に関する検討結果を取りまとめた。
2.ナビゲーションシステムの改善:「迷子現象」は、学習者の学習目標・内容と使用教材の構造との間の不適応と並び、学習過程を左右するナビゲーションシステムの不適切さから種々発生することとその具体的態様とを明かにし、この問題について、各種の実験結果・仮想学習空間でのナビゲーション操作の手法等を用いて、「迷子現象」の低減を可能にする効果的なナビゲーションシステムの在り方に関する検討結果を取りまとめた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 森 正直: "ハイパーメディアにおける迷子現象分析とナビゲーション効率化"メディア教育開発センター研究紀要. (未定). (2000)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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