研究課題/領域番号 |
09680324
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算機科学
|
研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
馬場 敬信 宇都宮大学, 工学部, 教授 (70092616)
|
研究分担者 |
大津 金光 宇都宮大学, 工学部, 助手 (00292574)
吉永 努 宇都宮大学, 工学部, 助手 (60210738)
|
研究期間 (年度) |
1997 – 1998
|
キーワード | 並列オブジェクト指向言語 / 性能評価 / 型推論 / メッセージパッシング / 並列処理 / 分散処理 |
研究概要 |
本年度は、並列オブジェクト指向言語A-NETLの商用並列計算機、ワークステーションクラスタ、専用並列計算機、NTクラスタへの実装を継続的に行なうとともに、その性能評価結果をもとに、実行性能を向上するための方式を検討した。また、この性能向上の一環として、型推論について検討した。 1. A-NETLの適用並列計算機への実装とその性能評価 A-NETLを商用並列計算機AP1000に実装すると共に、その性能向上の可能性について検討を加えた。 2. A-NETLのワークステーションクラスタへの実装とその性能評価 A-NETLをワークステーションクラスタに実装すると共に、その性能向上の可能性について検討を加えた。また,型推論による性能向上の効果を具体的に明らかにした。 3. A-NETLの専用並列計算機への実装とその性能評価 本研究では、アーキテクチャの支援により型の問題に対応した場合の性能を明らかにしている。型推論は行なっていないが、動的にタグで対処した場合の性能を明らかにしている。 4. A-NETLのNlTクラスタへの実装とその性能評価 A-NETLをNTクラスタに実装することを前提に、そのためのメッセージパッシングレイヤについて、具体的に検討、実現した。
|