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1997 年度 実績報告書

幾何学的情報量基準に基づいた画像の認識理解

研究課題

研究課題/領域番号 09680352
研究種目

基盤研究(C)

研究機関群馬大学

研究代表者

金谷 健一  群馬大学, 工学部, 教授 (60125838)

研究分担者 高橋 成雄  群馬大学, 工学部, 助手 (40292619)
太田 直哉  群馬大学, 工学部, 助手 (10270860)
キーワード画像処理 / 画像理解 / コンピュータビジョン / 動画像解析 / ロボティクス / 3次元復元 / 情報量基準 / CAD
研究概要

1.画像からの自己評価
カメラを移動しながら撮影した画像から行った3次元還元のよさが幾何学的情報量基準でよく評価できることが確認された。
2.特異配置の識別
2眼ステレオ視、2動画像解析、およびオプティカルフローを用いるとき、物体が平面であるか、カメラが単に回転しているか、物体が無限遠にあるかなどの配置の特異性が幾何学的情報量基準でよく評価できることが確認された。
3.ディジタル曲線の表現
画像から画素列として抽出した物体領域の境界を線分や円弧や楕円弧などのプリミティブに分割するとき、幾何学的情報量基準によって恣意的なしきい値を用いずに自動的に選択できることが確認された。
4.CADインターフェース
規則図形をユーザが手動で入力するとき、情報量基準を用いれば恣意的なしきい値なしに自動的に誤差を補正することが可能であることを確認した。そして代数方程式で記述される物体形状が区間解析の手法を用いて効率的に表示できることが確認された。
5.回転推定
誤差を含んだステレオ画像から物体の3次元回転を計算する統計的に最適な手法を開発し、実験的によって有効であることが確認された。
6.ロボットの位置決め
ロボットが誤差を含んだ画像と環境のモデルとを照合して現在位置を計算するための統計的に最適な手法を開発し、実験的によって有効であることが確認された。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] K.Kanatani: "Comments on “Symmetry as a continuous feature"" IEEE Transactions on Pattern Analysis and Machine Intelligence. 19,3. 246-247 (1997)

  • [文献書誌] 金谷 健一: "自己評価を伴うアクティブビジョン" 日本ロボット学会誌. 15,2. 268-274 (1997)

  • [文献書誌] Y.Kanazawa: "Infinity and planarity test for stereo vision" IEICE Transactions on Information and Systems. E80-D,8. 774-779 (1997)

  • [文献書誌] K.Kanatani: "Comments on “Nonparametric segmentation of curves into various representations"" IEEE Transactions on Pattern Analysis and Machine Intelligence. 19,12. 1391-1392 (1997)

  • [文献書誌] N.Ohta: "Moving object detection from optical flow without empivical thresholds" IEICE Transactions on Information and Systems. E81-D,2. 221-223 (1998)

  • [文献書誌] I.Triono: "Automatic recognition of regular figures by geometric AIC" IEICE Transactions on Information and Systems. E81-D,2. 224-226 (1998)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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