研究課題/領域番号 |
09680401
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報システム学(含情報図書館学)
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
山之上 卓 九州工業大学, 情報科学センター, 助教授 (00191370)
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研究分担者 |
中山 仁 九州工業大学, 情報科学センター, 助手 (80207951)
中村 為雄 九州工業大学, 情報科学センター, 助手 (50145166)
吉田 郷子 九州工業大学, 情報科学センター, 講師 (90240910)
望月 雅光 九州工業大学, 情報科学センター, 助手 (70284601)
大西 淑雅 九州工業大学, 情報科学センター, 助手 (50213806)
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研究期間 (年度) |
1997 – 2000
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キーワード | 分散システム / ベンチマークテスト / JAVA / WWW / 教育支援 / 遠隔講義 / 文書作成支援 / 知識獲得 |
研究概要 |
1.UNIXワークステーション、ファイルサーバ、X端末などを組み合わせて分散システムそのものの構築を行ない、分散システムがどのように利用できるかについて調査研究を行なった。 2.九州工業大学情報科学センターの新システムを設計し、このシステムが実際の講義演習に近い条件でどのような性能を示すかを調査するため、システム評価テストプログラムを作成し、実験を行った。 3.分散システムを評価するためのベンチマークテストシステムの研究と開発を行い、このシステムを使って実際に大学で利用されている分散システムなどの性能計測実験を行った。このシステムは、ユーザの動作を記録、再生、遠隔操作することができる、様々なアプリケーションプログラムなどで構成されている。アプリケーションプログラムを操作してその操作記録を取り、分散システムの多数の端末上で一斉にその操作を再生することによって、一斉操作時のシステム負荷を計測することもできる。このベンチマークテストシステムは、ハードウェアやOSが異なる分散システムで性能計測を行うことが可能であり、従って、様々な分散システムの性能を比較することも可能である。また、このシステムは、教師の示す教材を一斉に学生側端末に表示させたり、教師の操作を各学生側端末で一斉に行わせる教育支援システムとしても利用可能である。 4.分散システムの性能評価基準となるアプリケーションプログラムの一つとしてWWWからの知識獲得システムに関する研究を行なった。このシステムは与えられた文を分解し、その部分文が世界中でどのくらい使われているかをWWWの検索エンジンを利用することによって調べ、その出現頻度をグラフィカルに表示することによって文書作成に役立てようとするものである。固有名詞の判定、TOEIC、実験的な英作文授業などで実験を行い、本システムの有効性を確認した。 5.今後は本システムを、分散システムのための総合的な性能評価ツールや、近年需要が高まっているインターネットを使った遠隔講義のためのツールなどへ発展させていく予定である。
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