研究課題/領域番号 |
09680436
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 共立女子短期大学 |
研究代表者 |
山森 芳郎 共立女子短期大学, 生活科学科, 教授 (10133117)
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研究分担者 |
岡田 悟 共立女子短期大学, 生活科学科, 助教授 (30233331)
児玉 好信 共立女子短期大学, 生活科学科, 助教授 (00108200)
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キーワード | ボランティア活動 / 意識調査 / 意識類型 / 数量化3類 / 国際比較 / 社会システム |
研究概要 |
1 研究の目的 この研究は、ボランティア活動に対する市民意識を構造的に明らかにし、さらにこれをわが国と先進国の間で対比することによって、わが国の状況に適合したボランティア活動のあり方、ひいては社会システム転換の必要性を提起しようとするものである。市民意識を分析するに当たっては、その多様性を顕在化させ、多元的な市民要求に応じた政策提案を試みる。 2 初年度の実績 来年度(最終年度)に予定している多変量解析(数量化3類)に向けて、本年度は意識調査を実施した。調査票の内容は、つぎのように構成した。 1 ボランティア活動の経験 2 ボランティア活動の考え方 3 市民として社会参加の考え方 4 年齢、性別、居住歴など 調査は日英両国で実施し、有効回収数は、つぎの通りであった。 1 日本側:地方都市圏(長野県塩尻市)・・・・市街地 約300票(回収率30パーセント) 農村部 約250票( 25パーセント) 2 英国側:大 都 市 圏・・・・・・・・・・約250票(予定) 調査にあたって、国内では長野県塩尻市、英国ではバ-ミンガム大学ジャパンセンターに調査委託した。コーディング、自由回答欄のワープロ入力などデータ整理は今年度完了した。 なお本研究と並行して日本の大都市圏でも同様の調査を実施しており(本学総合文化研究所、有効回収数257票)、本研究の結果と合せて考察の対象とする予定である。
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