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1997 年度 実績報告書

民間薬地〓の免疫細胞に対するI型アレルギー抑制作用の研究

研究課題

研究課題/領域番号 09680577
研究種目

基盤研究(C)

研究機関日本大学

研究代表者

北中 進  日本大学, 薬学部, 教授 (40102553)

キーワードMelastoma dodecandrum / Chinese herbal drug / histamine release / leukotriene / PCA test / mast cell / macrophage / superoxide scavenging actirity
研究概要

【目的】中国民間薬の地〓(Melastoma dodecandrum Lour.)は中国南部の荒地,山野などに自生するノボタン科の多年草植物で,清熱,解毒,止血,リュウマチ通などの治療に用いられている.本研究では地念の抗アレルギー作用活性成分の研究を目的に行った.地〓エキス及び単離した化合物の抗アレルギー活性を評価するため,受身皮膚アナフィラキシス(PCA)テスト,ヒスタミン及びロイコトリエン(LT)遊離抑制活性,マクロファージ活性化機能に与える影響として一酸化窒素(NO)産生及び活性酸素消去作用について検討した.また活性成分の分離にはマスト細胞からのヒスタミン遊離抑制効果を指標に行った.
【結果】地〓エキスはI型アレルギーモデルの試験であるPCAテストにおいて強い抑制効果が認められ,またマスト細胞からのヒスタミンあるいはLTsの遊離を低濃度で抑制した.更にマクロファージ活性化によるNO産生抑制及びXOD系による活性酸素消去作用が認められた.このようにケミカルメディエーターや活性酸素種の発生を抑制することが分かった.

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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