研究概要 |
1, 体内応力および弾性率布推定法の検討(椎名) 平成9年度で開発した手法により測定された歪み分布と、対象表面における応力分布、外部形状から、逆問題的手法により内部の応力と弾性率分布を推定する方法について検討した。 また、組織特性や測定系をシミュレートした数値実験により順問題的に生成した歪み分布や組織ファントムを用い、一様分布の応力を仮定して求められた弾性率分布と、上記手法により求めた弾性率分布との推定誤差等をもとに、開発した手法の特性評価を行った。 2. 臨床計測への適用性についての検討(椎名、植野) 人体の組織特性や疾病による弾性率の変化、体表組織による減衰の影響など具体的な数値をもとに、それらが測定結果に与える影響について、定量的な考察を加え、対処法と実用化に向けての可能性について検討した
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