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1997 年度 実績報告書

判断と意思決定の状況依存性の解明とその心理計量モデルの作成

研究課題

研究課題/領域番号 09710075
研究機関筑波大学

研究代表者

竹村 和久  筑波大学, 社会工学系, 助教授 (10212028)

キーワード判断 / 意思決定 / 状況依存性 / 心理計量
研究概要

本研究では、判断と意思決定の状況依存性を実証的に解明し、状況依存性を理論的観点から説明し、予測可能な心理計量モデルの作成とその妥当性研究を行なうことを主目的とした。より具体的に述べると、まず、第1の研究目的は、判断と意思決定の状況依存性が生じるのは、どのような状況なのかを明らかにすることである。すなわち、状況要因の探索と分析を行うことであった。第2の研究目的は、状況依存的な判断と意思決定において、どのような心理的プロセスが生じるのかを明らかにすることであった。そして、第3の研究目的は、これらの知見をもとに、判断と意思決定の状況依存性を説明する心理計量モデルを作成することであった。最後に、第4の研究目的は、この心理計量モデルをもとにした妥当性研究を行い、このモデルの現実の社会状況の意思決定における妥当性を検討することであった。
本年度は、以下の研究を行った。
研究1 判断と意思決定における状況要因の文献収集
研究2 判断と意思決定に関する状況の自由記述による収集
研究3 多次元尺度法による状況要因の分類学的研究
研究4 判断と意思決定に及ぼす感情の効果の実験研究
研究5 判断と意思決定及ぼす騒音効果の実験研究
研究6 判断と意思決定に及ぼす認知的干渉の効果の実験研究
研究7 状況依存性を説明する解釈モデルの作成

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 竹村和久 KAZUHISA TAKEMURA: "A simple linear regression analysis for fuzzy input-output data and its application to Psychological study" Proceeding of the 1997 IEEE International conference of Intelligent Processing Systems. Vol.1. 49-53 (1997)

  • [文献書誌] 竹村和久: "思考・判断と感情 海保博之編「温り認知」の心理学" 金子書房, 20(77-97) (1997)

  • [文献書誌] 竹村和久: "消費者の問題認識と購買意思決定、消費者の情報探索と選択肢評価 杉本徹雄(編)消費者理解のための心理学" 福村出版, 30(42-72) (1997)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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