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1997 年度 実績報告書

3次元空間形内の平均曲率一定な曲面の研究

研究課題

研究課題/領域番号 09740061
研究機関九州大学

研究代表者

ROSSMAN W.F  九州大学, 大学院・数理学研究科, 助手 (50284485)

キーワードSpace forms / submanifold / constant mean currature / minimal / index / flux / surfaces / differential geometry
研究概要

今年、ユックリド空間内の極小曲面についてと、双曲空間内の平均曲率が一定の曲面についてと、平均曲率が一定の曲面Indexについて研究しました。
ブラジルのLevi Lopez de Limaといっしょに、双曲空間の平均曲率が一定1の曲面のIndexについて論文を作りました。この論文にCatenoid cousinと他の例のIndexを計算しました。それをするために、functional analysisを使って、conical singularityを持っている曲面の上でラプラシアンoperatorのeigenvalueとeigenfunctionを研究しました。(Indiana Math.J.にpublishされます。)
私と大阪大学の梅原さんと熊本大学の山田さんは、昨年から論文を書いていました。今年終わりました。(Tohoku Math.J.にpublishされました。)今年、彼らとともに、もう一つの論文を書きました。双曲空間内の平均曲率が一定1の曲面のfluxについてです。(この論文は、Proc.of A.M.S.にpublishされます。)
双曲空間の平均曲率が一定1の曲面の新しい例を作りました。(東京工業大学の佐藤さんと共同で行いました。)この例はgenus 1と二つのembedded regular endを持っています。ユック空間内の極小曲面には、このような例は存在しないので、双曲空間の場合に反例を見つけたかった。(この結果はJ.Exp.Math.にpublishされます。)
ユックリド空間内の境界を持っている極小曲面についても研究しました。境界は二つの平面にあれば、曲面のgenusとstabilityについて研究しました。(これはKyushu J.Math.にpublishされます。)

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] Rossman,: "Irreducible CMC-c surfaces in H^3(-c^2)" Tohoku J.Math.49. 449-484 (1997)

  • [文献書誌] Rossman,: "Constant mean curvature surfaces in H^3(-1)with two ends" J.Exp.Math.1998 (7(1)(印刷中))

  • [文献書誌] Rossman: "Minimal surfaces with planar bovndary curves" Kyushu J.Math.52. 1-17 (1998)

  • [文献書誌] Rossman: "On the index of mean curvature 1 surfaces in H^3" To appear in Indiana Math.J.

  • [文献書誌] Rossman,: "A new flux for mean curvature 1 surfaces in H^3" To appear in Proc.of A.M.S.

  • [文献書誌] Rossman: "Minimal and constant mean curvature surfaces in R^3 and H^3" To appear in Proc.of Daewoo Workshop. (1997)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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