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1998 年度 実績報告書

サブミクロン粒子の高感度・個別連続分析(-ICP質量分析法とレーザー光散乱法の複合分析システムの開発-)

研究課題

研究課題/領域番号 09740552
研究機関三重大学

研究代表者

金子 聡  三重大学, 工学部, 助手 (70281079)

キーワード誘導結合プラズマ / 質量分析法
研究概要

誘導結合プラズマ質量分析法を用いて、大気中エアロゾル粒子中の元素量を個別に連続的に測定するシステムを開発してきた。本研究では、質量分析装置からの出力信号を高速デジタル処理することによりイオン検出量の時間的変化を高時間分解能で計測する事を実現し、その結果、感度の向上とともに、プラズマ内における粒子のイオン化挙動の微妙な変化を計測することが可能になった。アセンブラ処理などの高速デジタル処理によって、チャンネルトロンからのパルス信号を一定時間毎に計数処理し、メインメモリに一時的に蓄えた後、ハードディスクに保存する。その結果、最短20マイクロセカンドの時間分解能で過渡的な信号を追跡できるようになった。このシステムによって理想的には約1fgの検出限界が達成できることが確認された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] S.Kaneco,et al: "Determination of rhodium in waters by Mg-W cell-electrodeposition and electrothermal atomic absorption spectrometry" Talanta. 46(1). 139-143 (1998)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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