生物細胞の働きを模擬したニューラルネットによる画像認識システムの構築の研究を行なうにあたり、パラメトリックモデルにおける非線形処理について考察した。その過程で、ARMAモデル(パラメトリックモデルの一つ)同定手法としてのARMAラティスフィルタアルゴリズムが従来良く知られているRLS(回帰型最小自乗推定)手法と対応する事が明らかになった(11.研究発表1番で発表)。さらに、ネットワーク実現の際にモデルの複雑さをどのように決めるかを考察した所、ARMA推定における次数推定の精度向上がFuzzy推論により可能となった(11.研究発表2番で発表予定)。
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