今年度の研究は、新生児一過性糖尿病の患児のハプロタイプ解析をCA repeat markerを用いて解析することであった。 CEPH/Genethonのdinucleotide repeat markerのPCR primerをReserch Genetics社より購入し、PCR後PAGEにて電気泳動し銀染色にて検出する方法で解析をおこなったが、用いた23のprimer setでは、明らかにhemizygoteを示すimformativeなlocusは存在しなかった。原因としては、塩基の反復回数が近接しているために判定できないのか、imformativeなlocusが実際に少ないのかの2点が考えられる。 今年度の実験の検証のために、次年度は、蛍光DNAシークエンサーを用いた解析法に変更し、蛍光のprimer setを購入し解析を続ける予定である。
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