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1997 年度 実績報告書

flt-1,KDR遺伝子導入ラットにおけるメサンギウム増殖性腎炎の作成とその病理組織学的検討

研究課題

研究課題/領域番号 09770855
研究機関東京女子医科大学

研究代表者

内田 啓子  東京女子医科大学, 医学部, 助手 (60246478)

キーワードflt-1 / KDR / 遺伝子導入ラット / メサンギウム増殖性腎炎
研究概要

1)すでにクローニングされているラットflt-1,KDRのシークエンスを検討し、その上流域にβ-galactosidase活性を組み込んだcDNAを合成した。市販のcationic liposomeとこのcDNAを反応させ、混合物を作製した。
2)150〜200gの雄生SDラットを工-テル麻酔下に開腹し、腎門部を露出させ、腎静脈に可逆性の血管結紮器をかけると同時に腎動脈から、上述のcationic liposome-cDNA混合物をmicroinjectorを用いて、注入し、軽く圧迫止血し、腎臓内の血流を停滞させる。この際、腎臓の組織に虚血による組織障害が出現しないように、生理食塩水を注入する予備実験を何度か行い、その条件を決定した。また、cationic liposome-cDNA混合物の混合の割合、注入量も条件を変え検討した。
3)cationc liposome-cDNA混合物を注入後、ラットを開腹し、12時間後、24時間後、2日後、3日後、4日後、1週間後にラットより、腎臓、肝臓、肺を摘出し、凍結切片を用いて、β-galactosidase活性の免疫染色を行い、切片あたり陽性糸球体数を数え、導入効率を算定する。現在各種条件で、導入効率を算定し、比較するところまで到達している。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] K.Uchida: "Regulated expression of endothelin converting enzyme in glomeular endothelial alls" Journal of American Society of Nephrology. 8. 580-585 (1997)

  • [文献書誌] 内田啓子: "アレルギー性薬剤性間質性腎炎" 医学のあゆみ. 180. 66-69 (1997)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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