• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1997 年度 実績報告書

^<13>C-glycine呼気テストによる新生児胃内容通過時間の検討

研究課題

研究課題/領域番号 09770874
研究機関東京女子医科大学

研究代表者

大石 昌也  東京女子医科大学, 医学部, 助手 (70223724)

キーワード安定同位元素 / 呼気テスト / 胃内容通過時間 / 新生児
研究概要

新生児領域での非侵襲的な胃内容通過時間の客観的指標の確立,および,本検査法による新しい新生児栄養管理法の検討を目的として、本年度は、^<13>C-glycine呼気テストを用いて本位の違い及び母乳栄養と未熟児用人工乳における新生児のGastrie emptyingを評価した。
1:腹臥位と仰臥位授乳における胃内容通過時間の比較
低出生体重児10例で、全身状態良好かつ十分な経口栄養が行なわれているときに、体位による影響を評価した。^<13>C-glycine(10rog/kg)を授乳前に5%glucose5mlに溶かし、投与後40ml(人工乳)を経口哺乳させ、呼気採取を行った。呼気排出ピーク時間及び呼気排出パターンから腹臥位の方が胃内容通過は良好であることを確認してる。
2:母乳栄養と未熟児用人工乳栄養児の胃内容通過時間の比較
低出生体重児10例で、腹臥位,全身状態良好かつ十分な経腸管栄養が行われているときによると同様の方法で評価した。呼気排出ピーク時間は、両者に有意差はなかった。又、呼気排出パターン分類及び累積値においても、差は認められなかった。
本研究により、安定同位元素系^<13>C-glycine呼気テストを用いて、非侵襲的かつ筒係にベットサイドで、新生児の胃内容通過時間の評価できると考えられた。
今後は、胃内容通過傷害をきたす疾患の評価,薬物の活釈効果判定を行う予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 大石昌也: "^<13>C-glycine呼気テストによる新生児Gastric emptying ratesの検討" ^<13>C医学. 7. 8-9 (1997)

URL: 

公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi