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1998 年度 実績報告書

下咽頭・喉頭癌の形態学的研究(進展形式と予後の関係)

研究課題

研究課題/領域番号 09771374
研究機関北里大学

研究代表者

中山 明仁  北里大学, 医学部, 講師 (20207955)

キーワード下咽頭癌 / 局所進展 / リンパ管内進展
研究概要

下咽頭癌の局所進展に関して検討を行い以下の結果を得て学会、雑誌に発表した。
1、 下咽頭の原発巣から粘膜下にリンパ管浸潤が認められる症例が約20%に認められた。リンパ管浸潤は上方粘膜下で著明に認められた。
2、 原発巣と離れて娘病巣を形成する症例が約10%に認められた。
3、 粘膜下リンパ管浸潤が認められる粘膜には発赤、浮腫が認められることがあったが、実際には肉眼にて以上を確認することは困難と思われた。
4、 娘病巣の肉眼所見は注意深く観察すれば、確認可能なものがあった。
5、 散布性の発育をする原発巣と輪状後部、披裂軟骨部に進展する原病巣は早期に遠隔転移する傾向があった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Meijin Nakayama: "Three-dimensional computer reconstructed image fo studying cancer extension within the hypopharynx" Acta Otolaryngol(Stockh). 117. 764-768 (1997)

  • [文献書誌] 中山明仁: "声門癌T_3症例の保存的治療" 耳鼻咽喉科・頭頚部外科. 70. 793-797 (1998)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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