研究課題
平成9年度は、40歳代と70歳代の各年代で数例ずつ、ヒト舌エブネル腺を用いて研究した。その結果、予想していたとおりに腺房細胞に変化がみられた。40歳代では平均的に腺房細胞が多数認められたが、70歳代では平均的に、40歳代と比較すると、腺房細胞の萎縮が認められた。現在のところ男女差は認めていない。今後更に症例数を増やしていき、20歳以下、30歳代、50歳代、60歳代においても同様にして研究を行い、エネブル腺の形態的変化を観察していく予定である。