歯科用ディジタルX線画像診断システムに特化した歯科用mini-PACSを構築するために行った本年度の作業は、以下の通りである。 1.既に敷設済みの放射線科内peer-to-peer型LAN(Local Area Network)にPC(パーソナルコンピュータ)サーバーを接続し、Windows NT Server 4.0(Microsoft)によるclient/server型LANに移行した。そして、これに伴う各種設定、調整作業を行った。 2.PCサーバー内に汎用データベースソフトOracle 7 Workgroup Server R7.3(Oracle)をインストールし、各client PCからデータベースにアクセスできるよう各種設定を行った。さらに、PCサーバー内にWWWサーバーソフトIIS3.0(Microsoft)をインストールし、PCサーバー上に作成したホームページをclient PCから閲覧できるようにした。 3.口内法ディジタルX線画像診断システムDigora(Soredex Orion)をLANに接続した。 4.取り敢えず、Digoraで得た画像を各client PCで閲覧できるようにするため、Digora専用のデータベースソフトSolid serverのclient/server版をPCサーバーにインストールし、各client PCにDigora専用のハンドラ-ソフトDigora for Windowsをインストールした。
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