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1997 年度 実績報告書

母乳育児に関するエンパワーメント・プログラムの精神神経免疫学的な分析

研究課題

研究課題/領域番号 09772107
研究機関長野県看護大学

研究代表者

野口 眞弓  長野県看護大学, 看護学部, 講師 (40241202)

キーワードケアの質 / 母乳 / コルチゾール / sIgA
研究概要

本年度は、母乳ケアの質を測定する用具の開発およびストレスと母乳の免疫成分の関連の検討をおこなった。
1.母乳ケアの質を測定する用具の作成
平成8年度奨励研究(A)「産褥初期におこなわれる母乳育児の関するケアの構造の分析」の結果をもとに、母乳育児短期ケア(出産後1週間の産褥入院中のケア)および長期ケア(退院後から産褥2ヵ月までのケア)の質を測定する用具を作成し、その信頼性と妥当性の検討をおこなっている。調査対象は、病院および助産院で母乳短期および長期ケアを受けた約600名母親であり、対象に研究依頼をして調査票を配布した。来年度は、データ分析を行い、測定用具の信頼性と妥当性の検討および母乳ケアの現状の記述を行う予定である。
2.ストレスと母乳の免疫成分の関連の検討
産褥期のストレスの変化(産褥1日目、産褥4日目、産褥1ヵ月のコルチゾールおよびSTAI)と産褥4日目の母乳の免疫成分(sIgA、ナチュラルキラー細胞、ヘルパーT細胞、キラーT細胞)の分析を始めた。現在15症例であり、来年度は症例数を増やして検討を行う予定である。

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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