• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1998 年度 実績報告書

携帯型GPSのディファレンシャル測位によるフィールドマップ作成技術の検討

研究課題

研究課題/領域番号 09780127
研究機関大阪市立大学

研究代表者

月原 敏博  大阪市立大学, 文学部, 講師 (10254377)

キーワードGPS / ディファレンシャル / フィールドマップ / マッピング / フィールドワーク
研究概要

平成10年度は、平成9年度に引き続き、申請者が本務校で担当している「地理学実験演習」の受講生ほかの協力を得て、以下のような作業を行った。
1. 大阪市立大学杉本キャンパスのマッピング実験
次の2つの方法によりキャンパスマップ作成作業を行った。
1) 歩測と巻き尺等による距離計測とコンパスによる角測を組み合わせた簡便法
(解析図化作業なしで成果図を作成)
2) トータルステーションを用いた高精度の距離・角度計測による地図作成法
(計測値をもとに解析図化作業により成果図を作成)
2. 異なる地図作成方法の比較検討
平成9年度に実施した、上記1以外の方法による図化作業結果、すなわち、
3) GPSディファレンシャル測位およびGPSキネマティック測位によるキャンパス内外の基準点計測値とキャンパス空中写真からのデジタル解析図化機AMSAによる3次元図化で得られた作業成果との比較を、必要人員・時間、作業効率、基準点の分布と測位方法、成果図の精度、使用白的と必要な精度、等の点において比較した。
その結果、各々の地図作成方法の特徴、利点・欠点等を明らかにすることができ、個々のフィールド調査においてどの地図作成方法を選択・採用するべきかに関する一定の判断基準が得られた。

URL: 

公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi