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1997 年度 実績報告書

GISを用いた日本の新社会地図

研究課題

研究課題/領域番号 09780131
研究機関立命館大学

研究代表者

矢野 桂司  立命館大学, 文学部, 助教授 (30210305)

キーワード地理情報システム / 地域メッシュ統計 / メッシュマップ / 社会地図 / 立命館地理情報システム / 国勢調査
研究概要

1997年度は,全国社会地図を作成するための以下のような予察的作業を行った。
1)1990年度国勢調査の地域メッシュ統計のデータベースを,GISソフトに取り込み可能なデータ形式に変換するプログラムを開発した。
2)原データから基本統計量を算出し,平均・標準偏差を用いて,標準化・偏差値化するプログラムを開発した。
3)近畿地方を対象に,現在,立命館大学が所有する地理情報を全てGISソフトを用いて地図化した。
4)少数の変数に対して,全国メッシュマップをGISソフトを用いて作成した。
5)阪神・淡路大震災の被災地域を対象に,居住地域構造を社会地図として示し,被害状況との関係を明らかにした。
6)以上の分析を,立命館地理情報システム(RGIS)の中に取り込み,その利用マニュアルを作成した。
これらの研究成果は,RGISに関する学術論文,立命館大学震災プロジェクト研究の報告書,立命館大学地理学教室のホームページなどに公表した。
1998年度は,これらの成果を踏まえ,全国を対象にGIS上の社会地図を作成していく予定である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 矢野桂司: "立命館地理情報システム(RGIS)とGIS教育" 立命館文学. 553. 1310-1332 (1998)

  • [文献書誌] 矢野桂司: "復興支援のための社会・経済地図" 立命館大学震災復興研究プロジェクト編『震災復興の政策科学』有斐閣. 721-734 (1998)

  • [文献書誌] 矢野桂司: "立命館地理情報システム(RGIS)の阪神・淡路大震災データベース" 立命館大学震災復興研究プロジェクト復興計画総括部会編『阪神・淡路大震災復興計画総括部会研究最終報告書』. (印刷中). (1998)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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