• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1997 年度 実績報告書

STS的視点を導入した自然災害教育カリキュラムの構築に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09780139
研究機関茨城大学

研究代表者

大辻 永  茨城大学, 教育学部, 助教授 (20272099)

キーワード自然災害 / 防災 / 教育 / STS教育 / 科学教育 / カリキュラム開発
研究概要

本研究の初年度にあたる今年度は,(1)茨城大学において研究協力者2名を迎え,研究集会を開催し,学会発表の計画を主な議題として,研究計画を検討した。(2)防災教育に力を入れている静岡県地震防災センターをはじめ,神奈川県横浜市民防災センター,東京都消防庁消防博物館,池袋防災館等を訪問し,学童を含む市民に対して,既存の行政機関においてどのような防災施設が完備し,防災教育が施されているのかについて,視察し,資料を収集した。(3)研究協力者と協同研究を行い,自然災害教育の重要性に関する発表,及び,地震による地盤災害を教材化し実践した事例について,京都府「けいはんな」で開催された国際会議においてそれぞれ発表した。裏面の「研究発表」を参照のこと。(4)自然災害教育・防災教育に関する情報を収集しつつ,購入したコンピュータによって,これを発信するホームページを構築した(http:/telemann.edu.ibaraki.ac.jp/saigai/)。
来年度は,本研究の最終年度にあたることから,(1)自然災害教育カリキュラムの構築に向けて,既存のカリキュラムや先行研究をさらにレビューし,(2)特定の自然災害に関する資料をまとめ,(3)カリキュラム案を作成する。また,(4)自然災害教育・防災教育に関したホームページの内容をさらに充実させ,(5)本研究の過程と成果を,報告書としてまとめる。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Hisashi OTSUJI & Tatsuya FUJIOKA: "Significance of Education for Natural Disaster as a STS Education" Abstracts of International Canference on Science, Technology & Society. 219 (1998)

  • [文献書誌] Tatsuya FUJIOKA & Hisashi OTSUJI: "Development of STS Education Materials on Ground Disasters Caused by Earthquakes" Abstracts of International Conference on Science, Technology & Society. 220 (1998)

URL: 

公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi