• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1998 年度 実績報告書

障害児教育の一環としてのインターネットアクセスツールの開発

研究課題

研究課題/領域番号 09780162
研究機関福岡工業大学

研究代表者

柴田 望洋  福岡工業大学, 工学部, 助教授 (80222032)

キーワード障害児教育 / 教育工学 / インタフェース / インターネット / アクセシビリティ
研究概要

コンピュータシステムの高性能化やソフトウェア技術の向上などに伴い、CAI(Computer Assisted Instruction)が普及し、その一方で、マウス等の操作を中心としたGUI(Graphical User Interface)環境が急速に流行している。また、急速なインターネットのブーム現象も、グラフィカルに情報を収集できるWWW(World Wide Web)の分かり易さや操作性によるところが大きい。しかし、健常者にとって、分かり易く操作し易いGUIは、多くの障害児者にとっては、むしろ使いにくくなることが多い。
昨年度は、研究代表者の提唱する“オブジェクト指向ユーザインタフェース"を、インターネットアクセスツールに適用する試みを行った。本年度は、アクセスツールの操作性・視認性の向上を行った。
主に上肢に運動機能障害をもつ肢体不自由児や、軽度の視覚障害児を対象に、パーソナルコンピュータ起動から、インターネットによるWWWブラウザの操作、メールのやり取り、学習ソフトウェアやワープロソフトウェアの起動や実行などを、標準的なキーボードやマウスだけでなく、1ないし5個程度の代替機器(スイッチなど)で行うことのできるシステムが完成した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 岡 寛文・柴田 望洋: "障害児用CAIのためのオブジェクト指向ユーザインタフェースに関する研究" 日本教育工学会第14回全国大会講演論文集. Vol.1. 403-404 (1998)

URL: 

公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi