2年間の研究プロジェックト(第1年目:平成9年度) 1.文脈:過去15年間日本では科学的日本語教育とコミュニケーションの両分野において充分な発達があった。それは、科学的日本語教育とその実行においてコミュニケーションの先端的理論と思想の効果をどのようにもたらすかの探索的努力も含むものであった。たが、このような学問的努力は芽生えているものの発達した知識、又は理解において必ずしも本質的に同等な進歩を意味するものではない。 2.目的:コミュニケーション周辺概念で起こる社会的交換の再組織を次の2つの目的で行う。 1)科学的日本語教育で行ってきたコミュニケーション又はその近接話題の多様な研究において概念的フレームワークを立てるための社会的アプローチを構築する。“能動的受容理論"のフレームワークは多義、動揺そして両価感情の分析に用いられ、科学的日本語教育の概念化とコミュニケーションを用いる特徴となる。 2)科学的日本語教育にコミュニケーションを用いる事と用語や概念化の条件等を分析する。 3.研究活動:3.1海外の顧問研究 バンクーバー:The David See-Chai Lam Centre for International Communication モントリオール:The Asia-Pacific Communication Joint Centre 3.2ホームページの開設とデータベース 英語とフランス語の話題になっているコミュニケーションの重要文献250以上の最近のタイトルを3つのカテゴリーで分類:1.コミュニケーション理論の歴史(批評とレトリックを焦点に)2.個人間のコミュニケーションと文化間のコミュニケーション(ミクロとマクロの社会的統合から重要なところ)3.組織的コミュニケーション(文化的差とトレーニングの管理を焦点に)
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