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1997 年度 実績報告書

自己反映的プログラミングのための計算・論理体系

研究課題

研究課題/領域番号 09780241
研究機関千葉大学

研究代表者

西崎 真也  千葉大学, 理学部, 助教授 (90263615)

キーワードリフレクション / 環境 / 論理 / ラムダ計算
研究概要

自己反映的プログラミングとは、実行状態や自分自身の構成などを参照したり、ときには改変しながら処理を進めてゆくようなプログラムを許すプログラミングスタイルであり、プログラムのメタレベルの概念の記述がオブジェクトレベルで許されることが特徴である。さまざまな方向から自己反映的プログラミングは研究されているが、一般に、自己反映的な扱うことが可能である範囲と、それにともない起る病的現象とはトレードオフの関係にあることが知られている。研究代表者は、これまで環境や継続などに対して自己反映的な取り扱いを許した自己反映的計算体系を提唱し、その基礎理論を確立してきた。具体的には、自己反映的プログラミング言語のモデルとして、環境や継続をファーストクラスである対象、すなわち、整数やプール値などの通常のデータとして扱うことが可能である機能をラムダ計算に付加した計算系をあたえた。そして、その体系に関する基本的性質の解明に取り組んだ。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 西崎 真也: "型なし環境入計算の意味論" 日本ソフトウェア科学会第14回大会. 341-344 (1997)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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