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1997 年度 実績報告書

胃におけるGATA転写因子の制御機構とクロライドイオン輸送の解析

研究課題

研究課題/領域番号 09780575
研究機関大阪大学

研究代表者

岡 敏彦  大阪大学, 産業科学研究所, 助手 (40263321)

キーワードGATE-GT1 / GT2 / クロライドイオン / 組織特異的転写制御
研究概要

本年度の研究行なった。具体的には以下の示す。
1、転写因子GATA-GT1またはGATA-GT2と相互作用するタンパク質の検索
融合タンパク質を用いた因子の検索:GATA-GT1、GATA-GT2と直接的に相互作用するタンパク質を調べるために、HA(ヘマグルチニン)タグを付けたGATA-GT1またはGATA-GT2との融合タンパク質を大腸菌で大量に調製した。それら融合タンパク質をプローブとして、胃粘膜組織より調製したcDNAライブラリーの発現系を用いて、相互作用するタンパク質の分離を行なっている。現在までに、複数の陽性クローンを分離できた。さらに、この方法によって分離されたクローンの塩基配列の決定を進めるとともに、ノーザンブロットなどを用いて得たクローンを選別していく予定である。
2、胃におけるクロライドイオンの輸送とそのチャネルの同定
胃のクロライドチャネルを同定するために、アフリカツメガエルの卵を用いた発現クローニングを行なった。胃粘膜より調製したcDNAをアフリカツメガエルの卵に打ち込み、クロライドイオンの透過を電気生理学的に測定したが、現在までにこの方法により、特異的なクローンは得られていない。今後は、胃粘膜のcDNAの再調製と測定感度について再度検討しなおし、チャネルを同定を進めていく予定である。

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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