研究概要 |
本研究は,「感性ワード」で表される製品に対する心理量を定量的に分析する手法を提案し,評価実験によって得られた大量のデータを提案法によって分析することを目的としている.得られた成果は以下の通りである. 1.心理量の定量化手法として,非線形性を加味した射影追跡ID3を提案し,コンピュータディスプレイ上に表示される縞模様に対する「派手」「地味」に関する心理量を分析した.^<*,**> 2.製品に対する心理量の評価実験データをインターネットによって収集するためのホームページやデータ処理プログラムの作成,及びデータ収集のための予備的実験を行った. 3.^*は国際会議の発表論文で以下の通り. ^*T.Miyoshi,H.Ichihashi and F.Tanaka,Fuzzy Projection Pursuit ID3,Proc.of the 6th IEEE International Conference on Fuzzy SYstems,1301-1306(1997). 4.^<**>は(社)日本経営工学会論文誌における発表論文で以下の通り. ^<**>三好哲也,市橋秀友,長谷川好史,下村 武,一対比較データに対するニューロ・ファジィ射影追跡回帰,日本経営工学会論文誌,Vol.48,174-182(1997).
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