• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1997 年度 実績報告書

感性データベースを用いたグループデザインシステムの基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 09838041
研究種目

基盤研究(C)

研究機関呉工業高等専門学校

研究代表者

長町 三生  呉工業高等専門学校, 校長 (50034327)

研究分担者 石原 茂和  尾道短期大学, 助教授 (90243625)
西野 達夫  広島工業大学, 工学部, 助教授 (00104076)
市坪 誠  呉工業高等専門学校, 環境都市工学科, 助手 (50223102)
キーワード感性工学 / 協調作業 / インタフェース / 感性デザイニング / 感性データベース
研究概要

感性工学に関するデータベースを用いて、距離的に離れたデザイナ-が感性商品を設計するという,協調作業を感性工学設計に結びつけて効果的でユーザに適した商品を創造する情報システム構築が本研究の目的である。
予定した研究のなかで,以下のことが完了した。
1 アールの感性工学的研究
これはアール(Roundness)をどの程度つけると,商品の感性がどのように変化するかのデータベースのことであるが,これについては学生実験を中心に多変量解析をもちいて,解析が完了した。
2 黄金比の感性工学的研究
これは3次元図形のタテ・ヨコ・高さのX・Y・Z軸の比率を変化させることが,商品の感性にどのような作用を与えるかの研究であり,これについても学生実験を中心に多変量解析を行い,大変興味のある結果が得られた。この2点は今後コンピュータシステムのデータベースとして構築される予定である。
3 協調作業システム開発
グループワークができるために,同一画面上で(1)相手の作業状況(2)感性データベースの検索(3)自分のアイデアによる描画作業 が同時にできることが必須条件である。このために現在Java Script上と,CGIシステム上で実行することの2種類について検討中であり,いずれも動くことは確かめられている。
今後は他にもいくつかの課題があり,これらの解決しながらブループワークが可能となるシステムを構築する予定である。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] M.Nagamachi: "Kansei designing group work system though internet" Manufucturing Agility and Hybrid Automation-II. (1998)

  • [文献書誌] S.Ishihara,K.Ishihara,M.Nagamachi: "Kansei inference system and internet VR" Manufucturing Agility and Hybrid Automation-II. (1998)

  • [文献書誌] M.Ichisubo,K.Komatsu: "Construction of roundness database for internet kansei designing" Construction of roundness database for internet kansei designing. (1998)

  • [文献書誌] K.Komatsu,M.Ichitsubo: "Construction of form-ratio database for internet kansei designing" Construction of form-ratio database for internet kansei designing. (1998)

URL: 

公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi