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1997 年度 実績報告書

マルチメディアによる非失語性コミュニケーション障害診断検査の開発

研究課題

研究課題/領域番号 09871015
研究機関名古屋大学

研究代表者

八田 武志  名古屋大学, 情報文化学部, 教授 (80030469)

研究分担者 斉木 潤  名古屋大学, 大学院・人間情報学研究科, 助手 (60283470)
三輪 和久  名古屋大学, 大学院・人間情報学研究科, 助教授 (90219832)
川口 潤  名古屋大学, 大学院・情報文化学部, 助教授 (70152931)
斉藤 洋典  名古屋大学, 大学院・人間情報学研究科, 教授 (40178504)
筧 一彦  名古屋大学, 大学院・人間情報学研究科, 教授 (90262930)
キーワードコミュニケーション障害診断 / プロソディ認知 / 慣用句認知 / 脳損傷 / 情動認知 / 劣位半球機能
研究概要

本年度に実施したのは次の3つの課題である。それぞれの課題と現時点での進捗状況は以下に示すとおりである。
(1)慣用句の認知に関する基礎資料の収集:健常成人が慣用句を字義通りとらえることがどの程度あるのかを知るために調査票を作成し、慣用句の特別な意味を聞く、慣用句を使って短文を書く、文中の空欄に適切な慣用句を選択し記入させる、の3種からなる調査票を18歳から20歳までの206名に実施した。この資料の分析は現在実施中である。
(2)プロソディ認知能力診断検査の作成:多義的な文を、positive、negative、neutralの3種の感情で読み上げた聴覚刺激を作成し、情動の判定を22名の片側脳損傷患者(右13名、左9名)とl24名の健常成人(20〜70歳)に実施した。この結果の分析は終えている。
(3)間接的表現の認知能力診断検査の作成:間接的表現を適切にとらえることができるかを4コマ漫画で判定する検査を作成し、22名の片側脳損傷患者(右13名、左9名)と9名の健常老人に実施した。この結果の分析についてもおおむね終えている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 八田武志: "イメージの世界第5章イメージ処理過程の神経心理学的メカニズム" 菱谷晋介(編) ナカニシヤ出版(予定), (1998)

  • [文献書誌] 八田武志: "失語症の臨床第3章脳と言語(7)実験心理学の基礎" 浜中淑彦(監修) 金剛出版(予定), (1998)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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