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1998 年度 実績報告書

市場経済体制移行下のミャンマー農村の変容に関する社会経済的研究

研究課題

研究課題/領域番号 09873004
研究機関東京大学

研究代表者

高橋 昭雄  東京大学, 東洋文化研究所, 助教授 (90282706)

キーワードミャンマー / 農村経済 / 農村調査 / 米作 / 就業構造 / 農地制度 / 農業労働者
研究概要

1. 昨年度にで入力したデータに加えて、1998年に調査したアインシェー村とパイエーチュン村の調査データを、昨年入力した村のフォーマットにあわせて入力した。これで1993年から98年にかけて調査した7カ村の調査データを全て入力することができた。
2. 資料に関しては、農業政策や農村開発政策に関する法律や統計資料を中心に収集した。特に、Burma Law Reportという最高裁の判決を年毎にまとめた資料を1948年から72年まで購入することができたのは収穫であった。
3. 調査データについては少しづつ必要に応じてデータを加工し、村落横断的な比較ができるようにした。この様な意図から作られた表やグラフを用い、ミャンマーの労働力移動、土地所有構造、就業構造、非農業雇用の季節変動、光熱エネルギーの消費構造等について、いろいろな研究会や講演で報告を行った。
4. しかし市場経済下の農村構造を全体的に捉えるためのデータ加工はまだ中途であり、著書の執筆と並行して進めていきたい。また、今まで購入した諸資料を活用して、農村のおかれた自然的、歴史的、政策的環境についても記述を進めていく所存である。そしてこれが出来上がった際には、成果報告のための助成金を申請する希望を持っている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 高橋昭雄: "加納啓良編 東南アジア農村発展の主体と組織" 「ビルマにおける農地法制の展開と農民の「所有権」」アジア経済研究所, 29-60 (1998)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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