研究概要 |
パソコンで容易に正確に結果の得られる統計処理システムの研究開発を進め,表計算ソフトWindows Lotus 1-2-3の動作環境のもとでのシステムは,1994年以来パソコン通信のフリーソフトウェアとしてバ-ジョンアップを重ねて最新版を登録してきた.平成9年にリリースされたLotus1-2-3のマクロ変更に伴い,それに対応するシステムを開発した. 登録先 Nifty-Serve FGALAP LIB4,SLOTUS LIB3 最新版 STAT123.LZH 統計マクロ Stat123/Win ver.2.2 97/12/01 114521 統計解析を表計算ソフトExcelのもとで実現し,それをソフトウェア付きの図書に纏めたのが,柳井久江著「4ステップエクセル統計」OMS出版事業部(1998)である.次のような統計解析を行う. (1)基本統計量の計算 (2)ヒストグラムの作成 (3)正規性の検定 (4)母数の検定と推定 (5)F検定 (6)独立2群のt検定(スチューデントのt検定,ウェルチのt検定) (7)関連2群のt検定 (8)バ-レット検定 (9)分散分析(一元配置分散分析法,繰り返しのない二元配置分散分析法,繰り返しのある二元配置分散分析法,重複測定ー分散分析法,多重比較検定) (10)回帰分析(短回帰分析,重回帰分析,変数選択ー重回帰分析,整次多項式による回帰分析) (11)ノンパラメトリック検定(マン・ホイットニ検定,ウィルコクソン符号付順位和検定,スピアマンの順位相関係数検定,クラスカル・ワ-リス検定,フリードマン検定) (12)ピアソンの相関係数検定 (13)2×2分割表の検定(X^2独立性の検定,フィシャーの直接確率計算法,マクニマ-法,マンテル・ヘンツェル法) (14)m×n分割表の検定(X^2独立性の検定) (15)生存分析(KaplanーMeier法,ログランク検定)
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