本研究に用いるべきデータ取得系の開発を行った。 1台分のサーバーとクライアントのコンピュータを安価なPCで構築し、GPIBインターフェースを用いた光電子像倍管からのデータの取得、転送、蓄積を可能にした。トリガー条件の最適化を計算機シミュレーションにて行った。また、雷等のアクシデンタルノイズの除去のため、テレビカメラを用いるが、その画像収集もクライアントコンピューターにて、できるように設定した。現在、他の試験開発研究として、明野観測所にて3m口径の大気蛍光望遠鏡を開発中であるが、その望遠鏡からの信号を分岐して本システムの実機を用いたテストを準備中である。
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