1.小河川から雨竜川源頭部母子里において、1km^2の流域において融雪水の流出水温を、雨による流出水温と比較検討し、両者とも1.8m深平均の地温相当の川水温に特性を有することを見いだした。 2.尻別川、十勝川(支流)、当別川、鵡川、はりうす川等において、融雪期を含む年間(1〜2ヶ月毎の)の水温、比伝導度を観測したところ、河川毎の地質の特性による水温、水質特性を見いだしたが、詳細は目下解析中である。 3.各河川の流下方向の水温、水質の特性を調べれば、河川の流出機構解明に結びつくという感触を得たので、調査計画を検討している。
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