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1997 年度 実績報告書

免震橋の有効性向上を目的としたレオロジー的特性を有する材料による橋桁間の連結

研究課題

研究課題/領域番号 09875108
研究機関東京大学

研究代表者

藤野 陽三  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (20111560)

研究分担者 ワイルド クリストフ  東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (70280930)
阿部 雅人  東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (60272358)
キーワード免震橋 / ショックトランスミッションユニット / 地震応答 / 衝突 / くりかえし載荷実験 / 数値シミュレーション
研究概要

1995年神戸大震災以来免震橋の事例が増えている。免震橋では桁が長周期化するために地震時変位が大きくなり橋軸方向の桁の衝突による損傷が懸念される。本研究では、レオロジー的特性を有するシリコンを用いた。ショックトランスミッションユニット(STU)を桁間に捜入し、地震時衝突を避けることを考えた。STUを試作し,動的くりかえし載荷実験を行ない、その周波数特性を明らかにするとともに,長周期変位に対しては液体のように振舞い,はやい速度に対しては剛に近く振る舞うことを確認した。このSTUを橋桁間に入れたときの免震高架板の地震応答を数値的にシミュレートし,橋脚の地震力の圧倒的低減などその有効性を明らかにした。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Jankowski, Wilde, 藤野: "Pounding of Base-isolated Elevated Bridges during Earthquake" Int.Jour.Earthq.Eng.& Structural Dynamics. (印刷中). (1998)

  • [文献書誌] Jankowski, Wilde, 藤野: "Pounding in Elevated Bridges during Earthquakes and Reduction of its Effects" US-Japan Workshop on Earthq.Eng.Frontier. 339-354 (1997)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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