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1997 年度 実績報告書

ニワトリ抗体を用いたプリオン病診断のための基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 09876082
研究機関広島大学

研究代表者

松田 治男  広島大学, 生物生産学部, 教授 (80116863)

研究分担者 古澤 修一  広島大学, 生物生産学部, 助教授 (80130037)
キーワードニワトリ / モノクローナル抗体 / プリオンタンパク
研究概要

ウシプリオンタンパクの合成ペプチド(ウシプリオンタンパクのアミノ酸配列204〜220に相当する17アミノ酸からなるペプチド)を作成し、これを免疫原としてニワトリに免疫し細胞融合実験-1を実施した。最終的に19種類のウシ合成ペプチド特異的ニワトリモノクローナル抗体の作成に成功した。これらの抗体を阻害ELISA法で更なる特異性を調べたところ、これらの抗体は大きく5種類に分類できた。すなわち、哺乳動物共通領域を認識できる2グループ、ウシ・マウス・ヒト共通領域を認識する1グループ、ウシ・ヒツジ・ハムスター共通領域を認識する1グループ、およびウシ特異領域を認識する1グループである。
上とは異なるアミノ酸配列領域(106〜)の合成ペプチドを作成して細胞融合実験-2を実施した。その結果、6種の合成ペプチド特異的ニワトリモノクローナル抗体が得られ、そのうちの1種はウシ脳から精製した膜フラクションを用いたウエスタンブロット解析で使用可能な抗体であった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] K.Matsushita(他5名): "Chicken monoclonal antibodies against synthetic bovine prion protein peptide" J.Vet.Med.Sci. 60.6. 印刷中 (1998)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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